マッチングアプリで友達になるのは失敗じゃない理由

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マッチングアプリで何度かやり取りをして、デートも重ねた相手から、こう言われたことはありませんか。

「たつやさんとは、友達としてなら仲良くしたいです」

メッセージを読み返して、行間から本当の意味を探ろうとする。

「彼女彼氏という感じじゃない」という、遠回しな線引き。

スマホの画面を閉じて、しばらく天井を見上げる。

「マッチングアプリ 友達になる」と検索したあなたは、たぶん今、そのモヤモヤの真っ最中にいると思います。

私(たつや・40代・独身)にも、同じ経験があります。

先に言っておきます。

この記事は「友達から恋人に昇格する裏ワザ」を教える記事ではありません。

「友達になる」という結果は、失敗ではなく、あなたが無意識に選び取っていたかもしれない結果だという話です。

私自身、今は恋人ではなく女性の友達を、意図的に増やしています。

その景色がどう見えているのか、正直に書いていきます。

目次

マッチングアプリで「友達としてなら」と言われて、ガッカリしていませんか

マッチングアプリで「友達としてなら」と言われて、ガッカリしていませんか

まず、その気持ちに正直に付き合わせてください。

ガッカリして当然です。

プロフィール写真を選び、自己紹介文を何度も書き直し、初めてのメッセージを送るまでに勇気を使い、デートの店を予約する。

そこまでの手間をかけた相手から「友達として」と言われたら、時間を無駄にしたような気になります。

「これって普通のことなのか」

「自分に何か足りなかったのか」

頭の中で、そんな自問がぐるぐる回っているんじゃないでしょうか。

私も同じ夜を過ごしたことがあります。

だからこそ先に断っておきますが、この記事はあなたに「友達で満足しろ」と説教するつもりはありません。

ただ、この後の話を読み終える頃には、今夜感じているガッカリの意味が、少し違って見えているはずです。

なぜ「友達になった」だけで、こんなに落ち込むのか

なぜ「友達になった」だけで、こんなに落ち込むのか

友達認定されたショックの正体は、実は「友達になったこと」そのものではありません。

「恋愛対象として見られなかった」という事実の方です。

審査されて、落とされた。

そういう構図で受け止めてしまうから、ただ落ち込むだけでは済まなくなります。

自分の人間としての値打ちまで、下げられたような気がしてくる。

これは、あなただけの感覚ではありません。

マッチングアプリという仕組みそのものが、常に「選ぶ側」と「選ばれる側」を作り出す構造をしています。

いいねを送り、送られ、プロフィールを見比べられ、会うか会わないかを判定される。

その構造の中に長くいると、「友達になった」という結果ひとつで、自分がジャッジされた側に立たされたような気分になってしまいます。

むしろ、それは自然なことです。

ただ、ここから先の話を聞いてほしいんです。

実はこの「選ぶ・選ばれる」という前提そのものが、ひっくり返せるものだったとしたらどうでしょうか。

恋人を探していたはずの私が、友達を選ぶようになった理由

恋人を探していたはずの私が、友達を選ぶようになった理由

ここから先は、私自身の話です。

マッチングアプリを始めた頃の私も、皆さんと同じで恋人を探していました。

いい人がいたら付き合いたい。

そう思ってプロフィールを整え、メッセージを送っていました。

ですが今の私は、恋人よりも、女性の友達を増やすことを目的にしています。

誤解しないでほしいのですが、これはやせ我慢でも開き直りでもありません。

恋人という関係を目指すと、私はどうしても気を遣ってしまいます。

格好つけてしまう。

会話の間、頭のどこかで「今の受け答えで嫌われなかったか」を採点している自分がいました。

友達として会うようになってからは、それがなくなりました。

格好つける必要がないから、自然な自分のまま、その場にいられるようになったんです。

彼女いらないんですか?もったいなくないですか

いらないっていうより、作り方が違うんだよ。友達なら、気を遣わない自分のままでいられる

実はこの考え方の原点については、マッチングアプリで「彼女じゃなく女友達」は作れるのか?40代独身が本音で語るでも詳しく書いています。

「彼女ではなく女友達を作る」という生き方に、興味があればあわせて読んでみてください。

恋人を探すと、無意識に相手を「条件」で審査してしまう

恋人を探すと、無意識に相手を「条件」で審査してしまう

ここが、この記事でいちばん伝えたい話です。

恋人を探すという行為は、無意識のうちに相手を「条件」で審査する行為になります。

「こういう性格の人がいい」

「こういう見た目の人がいい」

頭で決めているつもりはなくても、心のどこかにその物差しが立っています。

私も、恋人探しをしていた頃はそうでした。

会って話してみて、思っていたより物静かな人だったり、好みとは違うタイプの笑い方をする人だったりすると、心のどこかで「違うな」というスイッチが入る。

本人には何の非もないのに、自分の中の条件に当てはまらないというだけで、その後の関係を静かに終わらせていました。

ある時、ふと気づいたんです。

これは、相手を見ているようで、実は自分の好みを満たしてくれるかどうかしか見ていない。

恋人探しの「条件」は、相手のためではなく、自分を満足させるための基準でしかなかったんです。

そして、この条件づけこそが、本当は良い関係を築けたかもしれない相手を、自分の手で切り捨てていた原因でした。

好みのタイプではなかっただけで、一緒にいて楽しかったかもしれない相手を、何人も手放してきたんだと思います。

ここで、あなたに伝えたいことがあります。

「友達としてなら」と言われたのは、あなたが選ばれなかったからではないかもしれません。

そもそも「恋人候補として審査する、される」というゲームそのものが、最初から不毛だった可能性があります。

あなたは負けたのではなく、その土俵から一歩外れた場所に、すでに立っていただけなのかもしれません。

「一緒にいて楽しいか」だけが判断基準になると、何が変わるか

恋人にするつもりがなければ、話は単純になります。

性格が思っていたのと違っても、構いません。

好みのタイプでなくても、関係ありません。

判断基準は、ひとつだけです。

一緒に食事をしていて、楽しかったかどうか。

それだけです。

この基準に切り替えてから、私は出会いの母数そのものが増えたと感じています。

今まで「好みじゃないから」と最初の段階で切っていた相手にも、会ってみるようになったからです。

これは慰めの言葉ではなく、明日から使える判断基準の話です。

「条件で選ぶ」から「楽しいかどうかで選ぶ」に切り替えるだけで、あなたが出会える人の数は、確実に増えます。

友達を選ぶ人には、恋人を探す人にはない「余裕」がある

友達を選ぶ人には、恋人を探す人にはない「余裕」がある

審査していないと、人はこんなに楽なのかと驚いたことがあります。

恋人候補として相手を見ていた頃は、次に何を話すか、どう思われているか、頭のどこかで常に計算していました。

今は違います。

相手を審査していないから、気を遣いすぎることもなければ、格好つける必要もありません。

不思議なもので、この余裕は相手にも伝わります

「恋人候補として見られていない」という安心感は、女性にとっても居心地の良さになるようです。

審査してこない男の方が、正直付き合いやすいと思う

それ、めちゃくちゃわかる。品定めされてる感じがしない人とは、自然に長く続くよね

この余裕は、私が以前マッチングアプリに疲れるのは当然|3人に1人がデートゼロの現実で書いた「アプリ疲れ」の話とも、少しつながっています。

あちらは「疲れが減る」という話でしたが、今回お伝えしたいのはもう一歩先です。

気を遣わない関係の方が、結果的に長続きする良い関係を築ける、という話です。

「友達」として長続きさせるために、私が実践している振る舞い方

「友達」として長続きさせるために、私が実践している振る舞い方

ここからは、もう少し具体的な話をします。

友達になれたとしても、そこから関係が続くかどうかは、また別の話です。

私が長く続いている女性の友達との間で、実際に意識している振る舞いを4つ紹介します。

恋愛の話はしない。世間話を中心にする

恋人の話や、今誰かを好きなのかという話には、こちらから踏み込みません。

会って話すのは、最近見た映画や、食べ物の話、休みの日に何をしていたかといった、気軽な世間話が中心です。

恋愛の話を持ち込むと、どうしても関係の空気が変わってしまいます。

友達としての心地よさを守るために、あえて触れないようにしています。

仕事の愚痴には、無理にアドバイスしない

相手が仕事の話をし始めたとき、私は基本的に、頷いて聞くだけにしています。

「それはこうした方がいいよ」とアドバイスしたくなる気持ちを、ぐっとこらえます。

大抵の場合、相手が求めているのは解決策ではなく、ただ聞いてもらうことだからです。

嫌な上司の話は、あえて一緒になって面白がる

職場の嫌な上司の話が出たときは、少し違う対応をします。

「その上司、ひどいですね」で終わらせるのではなく、あえて一緒になってその上司を悪者にして、面白がるようにしています。

「その人、絶対家でも同じこと言われてますよ」くらいの軽口を挟むと、相手の表情が緩みます。

愚痴を、湿った空気のままで終わらせない工夫です。

愚痴が出るのは、心を開いているサイン

そもそも、私は愚痴が出ることを嫌がっていません。

誰かに仕事の愚痴をこぼすというのは、その相手に心を開いている証拠だと思っているからです。

だから私は、聞き役に回ることが多くなります。

これは我慢しているわけではありません。

正直に言うと、聞き役に徹する方が、私にとっては楽なんです。

頑張って盛り上げようとしなくていいし、話を広げる責任も相手にある。

この「楽さ」こそが、友達関係が長続きする理由だと感じています。

それ、我慢してるだけじゃないんですか

我慢なら続かないよ。俺にとっては、聞いてる方が気が楽なんだ。だから継続して会える関係になってる

「友達から恋人に進展させたい」と思ったときは

「友達から恋人に進展させたい」と思ったときは

ここまで読んで、それでも「友達ではなく、やっぱり恋人になりたい」と思う人もいると思います。

その気持ちを否定するつもりはありません。

ただ、私からひとつだけ言えることがあります。

無理に進展を狙う必要はありません。

友達としての関係が心地よく続いているなら、それを崩してまで恋人という肩書きを取りにいく必要は、本当はないはずです。

今すでに「一緒にいて楽しい」という関係を持てているなら、それはあなたが思っている以上に、貴重なものだと思います。

「友達になる」は失敗ではなく、狙って選べる目的地

「友達になる」は失敗ではなく、狙って選べる目的地

最後に、この記事の結論をまとめます。

恋人を審査する関係より、食事仲間を探す関係の方が、気楽です。

長続きしやすく、自然体でいられます。

マッチングアプリで「友達としてなら」と言われたことは、あなたの魅力が足りなかったからではありません。

あなたは、審査するゲームの外側に、たまたまいただけかもしれません。

この記事のまとめ
  • 友達認定されて落ち込むのは、恋愛対象として審査され落ちたと感じてしまうから。でもそれは「選ぶ・選ばれる」という前提そのものが不毛だった可能性がある
  • 恋人探しは、無意識に相手を「好みの条件」で審査する行為になりやすい。それは自己満足であり、良い関係を築けたかもしれない相手を切り捨ててしまう
  • 恋人にするつもりがなければ、判断基準は「一緒にいて楽しいか」だけでいい。この軽さが出会いの母数を増やす
  • 審査していないという余裕は、相手にも伝わる。それが結果的に関係を長続きさせる
  • 長続きのコツは、恋愛話を避けて世間話中心にすること、愚痴には無理にアドバイスせず聞き役に回ること

もしかしたら、あなたはすでに、気楽で長続きする関係の作り方を、無意識に選び取れていたのかもしれません。

友達になれたなら、それはもう失敗じゃない。俺はそう思ってる

よくある質問

マッチングアプリで「友達としてなら」と言われたら、関係を続けない方がいいですか?

続けるかどうかは、あなた次第です。ただ、この記事で伝えたいのは「友達になる」ことが失敗ではないということ。もし一緒にいて楽しいと感じるなら、恋人という肩書きにこだわらず、その関係を続けてみる価値はあると思います。

恋人を諦めて友達を選ぶのは、負け惜しみではないですか?

私自身も最初はそう思われるかもしれないと感じていました。ですが実際にやってみると、審査し合わない関係の方が気を遣わず自然体でいられ、結果的に長続きします。負け惜しみというより、私にとって楽な関係の作り方を選んだ、というのが正直なところです。

友達から恋人に進展させることは、本当にできないのですか?

できないとは言い切れません。ただ、この記事で伝えたいのは、無理に進展を狙う必要はないということです。友達としての関係が心地よく続いているなら、それを崩してまで恋人という肩書きを取りにいく必要は、本当はないはずだと私は考えています。

女性の友達を増やすと、周りから変な目で見られませんか?

私の場合は、そう感じたことはありません。恋愛の話を持ち込まず、世間話を中心にするなど、友達としての心地よさを守る振る舞いを意識しているからだと思います。関係の作り方次第で、周囲の見え方も変わってくるはずです。

「一緒にいて楽しいか」だけで選んで、後で後悔しませんか?

私はこの基準に切り替えてから、後悔よりも出会いの母数が増えたという実感の方が大きいです。好みの条件で最初から切っていた相手にも会うようになったことで、これまで気づけなかった良い関係に出会えるようになりました。

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同じように「友達止まり」に悩んでいる誰かの、小さなヒントになれたら嬉しいです。

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